INSURGENCY Companies of Rogues REDUX pt.44

40年前の大量殺人の真相が明らかに……by天然無能@INSURGENCYでノリンコ作りました(steamのworkshopから手に入れてください)

上流にダムが出来て以降、すっかり浅くなった川岸に一行が布陣すると同時にINSURGENTSとの戦闘が始まった。

チーム1は敵に橋を渡らせず、チーム2は別動で敵の潜伏する対岸のロッジを襲撃する。チーム1は多方向から渡河しようとする敵を掃討する。チーム2は対岸のロッジを確保の後、敵最大の拠点へと進行する。

チーム1の阻止力も大きかったが、チーム2がロッジ内の敵を駆逐する速度も速かった。配送する敵を追撃し、ついにチーム2は敵のベースに辿り着く。

「チーム2だ。敵のベースに着いた」ハミットが敵のベースの壁に隠れて通信する。

「チーム1、了解した。橋と川を渡ってそちらを全面支援する」ワイズがチーム1に敵と出会い次第掃討しながらの渡河を命じる。

多少の怪我人は出たものの、チーム1は簡単にチーム2に合流する。

「敵の弾薬を発見次第破壊しろ」ワイズがチーム1のブリーチャーとチーム2のデモリッション、エンジニアに命じる。

チーム2のデモしッション、コロップが弾薬を発見する。コロップは爆破資格を取得したばかりだがC4爆薬を速やかに設置して退避指示直後に爆破装置を起動させる。

大きな爆発音を聞きつけたINSURGENTSの生き残りの反撃が数回あった。だが、歴戦のカンパニー戦闘員の軍団にあっさり狙い撃ちされて戦闘は終了した。

夜は自軍の本拠地に戻ってその場をやり過ごした。

翌朝すぐに温泉地の廃墟を捜索するが敵の姿は見受けられなかった。昨日の戦闘で放置されていたINSURGENTSの遺体も残ったままだった。

ワイズは早速地元カンパニーが契約している土木業者と呼んで目星をつけた数箇所の掘り返しを指示した。

間もなく土木業者が悲鳴をあげた。

「不発弾か?」ワイズが様子を見に行く。不発弾の可能性はエンジニアのシャイニも疑っていた。安全確保のためにシャイニも現地へと向った。

「な、なんなんだこの骨の山は!」重機を止めて土木作業員たちが腰を抜かしている。

もう一箇所掘り返していたがそこからも骨の山が数多見つかった。

その頃ハミットらは車両の中に遺体がないかを捜索していた。

車両に遺体はなかったが、40年前ほどの車両の朽ちたフロアーマットの下から黒革の手帳が見つかった。

「保存状態は悪くない。犯罪の証拠品かも知れないからジップ付きの袋に入れておく」ハミットが透明のビニール袋の黒革の手帳を丁寧にしまった。

一応現地のカンパニーが現地警察に通報するが、遺体の数が数え切れないほどだったため法医学では最先端を行くマーケット・ガーデン州警察に助けを呼んだようである。

マーケット・ガーデン州警察の科捜研の担当者が現地州警察の殺人課から出された依頼状と遺体全てを引き取った。その時にハミットが発見した黒革の手帳も引渡された。

INSURGENTSの遺体もまた、遺骨のコンテナと一緒に一行が乗る飛行機に搭載される

Gangbear's Light Novels

スピン・オフと言えば聞こえがいいが2次創作のラノベだからな!

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