INSURGENCU Companies of Rogues REDUX pt.92
Mod職人仕事したby天然無能@狂気のガンスミス
「戦果の確認が済みました」ガミティがザスパークの本陣に報告書を提出する。
「友軍側負傷および戦死計18名。敵軍側負傷および戦死計42名。作戦時間推定で5時間45分程度か……」ザスパーク側が報告書に目を通すが、新兵と熟練3名で成し遂げた仕事としては出来すぎだ。
「ピークでの最小損害数での勝利だ……」レオンが驚きを隠せない。
「で、本隊のメンバーは?」ガミティがザスパークのスタッフに尋ねる。
「負傷者は後送し現在全員が病院で手当を受けているが心肺停止と意識不明は現在0名だ。全員すでに生命の危険はない。ただ敵の自爆攻撃に巻き込まれた6名については戦死が確認された」ザスパーク側の声が最後に暗転する。
「なんとも奴ららしい無駄なあがきを……」レオンが怒りを隠さない。
「無事に帰還した兵員は全員自由時間を過ごしている。パトロールから帰ってきた部隊はザスパーク周辺の警備任務に戻している」ザスパーク側の説明だ。
「じゃあ3人の熟練兵はもう宿舎に戻っているということですね?」ガミティとレオンが声を合わせて尋ねる。
「そうだが?それがどうかしたか?」ザスパーク側のスタッフが首を傾げる。熟練兵が宿舎に戻っている事に何の重要性があるのやら……
「夕食を急ぎます!以上!」ガミティとレオンが大慌てで宿舎の食べ放題へとダッシュする。
その頃大食漢ワイズとそれとほぼ互角の大飯食らい、コーサンが恐ろしい勢いでバンケットの大皿やスープ鍋を次から次へと空っぽにしていく。
「まだ食べるものあった!」ガミティとレオンが席につくなり食材確保に奔走する。
「ガミティとレオンが焦ってる……」コーサンが2人の混乱ぶりを見て笑っている。
「最近、あのクソカップルの食欲が異常だ……俺たち並みになっているが……」ワイズが家族卓に割り込んでいるコーサンに話しかける。
そう、ハミットとハザードもまた負けじと山程バナナやソーセージ、パスタなどを食い漁っている。
(相当夜は弾けるな……部屋が離れていて良かったが……)ワイズの頭に不安がよぎる。
「ワイズ、ちょっと話がある……」案の定クソカップルの片割れハミットが食材を取りに来たワイズを捕まえる。
「隊に合流しなかったソニックとスピードが気になる。どうやら到着以降ハザードの携帯もつながらないらしい……」ハミットが消えた2人の身を案じる。
「それは食事の後でも間に合うというか……すでに手遅れだと思うのだが……」ワイズがハミットに告げる。
「僕もそう思っている。2日消えていれば恐らくもう死体になっている。その覚悟はハザードもできている」ハミットがクソカップルの見解を述べる。
その頃消息不明の炎上カップルは疲れ果ててやっとソニックがシャワーを浴びて戻ってきたがスピードはまだ自分の身体を弄んで予後を愉しんでいる。
「いい加減シャワーぐらい浴びたらどうです?そのまま固まっちゃいますよ……」流石にスピードを戒める。
「2日間してたのも初めてだけど、こんなに出るもんなんだね……ちょっと感動してる……」自分の放った液体を弄びながらスピードが恍惚としている。
0コメント