Downfall The Empire of Tahjimar

閲覧注意(ハーレクイン系です)

第11話 Daemon's all nite(その2)

「ねえ……入れて……」ジーナが吐息とともに吐き出した。

「今度は本気だよ?いいの?」アノマツが一応確認する。

「指だけではもう満足できないの……あなたが欲しいの……」ジーナが頬を赤らめて求めた。

「本気って意味わかってる?」アノマツがもう一度確認する。

「あなたの子供を身ごもっても構わない。あなたの全てが欲しいの」ジーナが熱く求めている。

「愛の一欠片も無い俺でもいいんだな?」アノマツが更に確認する。これは口で彼女を焦らして煽っているだけだ。

「愛なんて嘘よ。いらないのよ嘘なんて。本当のあなたが欲しいの」ジーナが焦れて本音を吐く。

「わかった。最高に楽しもう」アノマツがジーナが一番つらいところを一気に貫いた。ジーナの口から呻き声が漏れる。

「大丈夫かい?痛くなかった?」アノミツはつい尋ねてしまう。自分の後ろとは勝手が違う。でも自分は狭いところをゆっくりと通過される時の苦痛だけは知り尽くしている。

「なんか……抱かれることを知っているみたい……」ジーナが本音を口にする。

「悪い……実は知っている……」アノマツが傷ついた過去を笑っている。

「だからあなたは……上手いのよ……」褒められたのか皮肉なのかわからない。ただ、自分は確実に種を植え付ければいい。

アノマツがジーナと自分を絶頂へと導く。絶頂が近づく度にジーナがアノマツを搾ってくる。

絶頂とともにジーナが喘ぐというより絶叫する。その体は暴れて更にアノマツを搾りつくそうと蠢いている。

アノマツは呻き声を抑えてこっそりと絶頂に達した。放った後の倦怠感は生まれついた再生能力が1分も経たずに回復させる。ジーナも今回は昂ぶりが収まらない。すぐにアノマツを搾ってくる。

「お望みのままに……」アノマツは手加減するのをやめた。ジーナはアノマツの本気を悦んで受け止めている。

「ああ……激しい……でもいい……最高よアノマツ……」ジーナは完全に燃え盛っている。自らの腰を動かし更にアノミツを奥へと誘い込み搾り取る。

「うっ……いけない子だ……ジーナ……」流石のアノマツも絶頂の瞬間に呻いた。だが今夜のジーナはまだ求めてくる。

激しい交わりの末、二人は宿坊の部屋で身動きがとれないほど消耗した。うつろな目で見つめ合う毎に笑ってしまう。

「激しすぎた?」アノマツが笑う。

「初めて燃え尽きた気がする……でも最高だったわ、アノマツ」ジーナも笑っていた。

その頃宿坊の階下の司祭が激怒していた。暗黒の主神の宿坊ですべきことではない。それがたとえ神の使徒が命じられた任務を成し遂げるためのことだったとしても……

Gangbear's Light Novels

スピン・オフと言えば聞こえがいいが2次創作のラノベだからな!

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