Downfall The Empire of Tahjimar

クマ暴走状態!(HighOctarneDriftで1000000スコア達成!)(次はCopadeMarcus)に挑戦の予定(どちらも無料ゲーム♪)

第26話 司祭、ついに暴走する

司祭の内側から今度は自分では抱えきれない欲情が猛烈な勢いで湧いてくる。最初はこらえていたが、すぐに限界に達して少年にそれを吸わせてしまった。

少年は満足そうに大人の欲情を吸っている。そして彼も欲情する。お互いの肉欲が行ったり来たりを繰り返す。

「お前ら……別の力のやり取りをしてないか?」あまりに濃厚かつ長過ぎる接吻にアノマツが異常を感じる。

二人の肌が上気している。やはりこの二人は肉欲のやり取りをしているとアノマツは確信を得ていた。

「勝手にやってろ……」見ているだけで呆れてくる。

湿ったみだらな音が続いている。聞いていてアノマツが恥ずかしくなる。

「いい加減にやめてくれ……恥ずかしい」アノマツは止めに入りたいが2人はすでに自分たちの世界に入ったまま出てこない。

「ダメだ……好きにさせておこう……」湿った音を聞きながらアノマツは諦めの境地にあった。

しばらく経ってやっと2人が欲情を吸収しきって正気に戻った。唇を離すと欲情のやり取りの名残か長い糸を引いている。

「お互い満足か?」アノマツが尋ねる。

「あ、ああ……最高だった……」司祭が恥ずかしそうな顔をしている。

「欲情のやり取りっていいですね」キネオムが笑顔で告げた。

「……欲情のやり取りってどういうことだ?」アノマツの背筋に寒気が走る。

「キネオムに闇の力を吸わせている間に肉欲が自分の限界を超えていた。つい、つらくてその肉欲をキネオムの舌に流してしまったのがまずかった……」司祭が大いに反省している。

「舌から入ってきた肉欲が美味だったので食べ残しを送り返したらまた戻ってきたのでまた送り返したらその繰り返しがとても心地よくてやめられなくなっただけです」あっけらかんとキケオムが答えた。

「……キケオム、お前が喰ったレネゲードは悪魔学で言うところの『淫魔』ではないのか?」アノマツがそうでないと答えて欲しい質問をした

「『淫魔』ってなんですか?ただ憑依されてからずっとその……身体が疼いて快感を欲しているだけです」キケオムが恥ずかしそうな顔ひとつせず答えた。

「……それを悪魔学では『淫魔』と呼ぶ。エロいことを専門とする悪魔だ。俺は使命としてそういうことに手を染めた。だが奴らはそれしかしない連中だ」あのアノマツが赤面しながら語っている。

「未熟な肉体に淫魔が憑くことはないとされている。肉欲を煽ることで全てを支配できるほどそれに溺れていない……はずなのだが……」カヘナシさえも信じがたいという表情を浮かべている。

Gangbear's Light Novels

スピン・オフと言えば聞こえがいいが2次創作のラノベだからな!

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