INSURGENCY Companies of Rogues REDUX pt.48

今日はエロいので子供は寝ろby天然無能@犯人捕まったらしいです

その頃できる範囲の仕事で稼いでいるアユユは常連とのアフター中だった。常連の要求は流出ビデオを見ながら遊ぼうという内容だ。

「流出ビデオ」というキーワードでアユユは快くその仕事を引き受けた。

ディスクが始まると同時にアユユが目を疑う。3学年上の先輩が無抵抗で服を脱がされている。

相手の数が少なければ必ず投げ返すか殴り倒すか蹴飛ばすかする攻撃的な性格のあの先輩がである。

「この男優さん相当な演技力だと思わない?なんか脱がされている段階から超そそるんだけど……」少女は演技だと思っているが、あの先輩はそもそも業種が違う。

「ああ……俺の3つ上の先輩に顔が似ているからなんか奇妙な感じがする……」アユユが少女に話しかけてみる。

「もしかしてこの業界にも知り合いがいるの?」少女の質問が的外れすぎていて困惑する。

「いや、顔は似ているけど業種はむしろクソ真面目。それに先輩には決まった相手もいる」アユユはその相手の性別はあえて伏せた。

「これが父親のコレクションだけあってここから先はマッチョさんが続々登場するわけなの」少女はどうやら一度完全に見たらしい。アユユはビデオを見ていてこれがなにか気づいただけにバツが悪い。

まさかカンパニーが血眼で探している流出ビデオをこんなところで発見する羽目になろうとは……

「これって顔とかぼかさなくていいの?」あまりの過激な内容と登場人物の素顔が写りすぎている。思わずアユユが尋ねてしまう。

「裏市場のビデオなんてルール無用よ。顔面露出は珍しくもなんともない。カネのためならこういうビデオに出る人間は山ほどいるのよ」少女が業界の裏を語る。教育上非常によろしくないのだがそういう世界の育ちである。

「今の仕事頑張ろうかな……」アユユが彼女の目線をビデオから遮る。

「こういうビデオに出るぐらいなら今の仕事で成功したほうがいいと思うの……」少女がアユユに囁く。少女に言わせればアユユはホストクラブでも相当稼げるタイプだという。

「そうだね……」少女の身体が熱く火照っている。いきなりバージンを自分に捧げた少女にアユユが優しく抱きしめる。

「アユユってほんと人の欲しいものわかってるんだから……」彼女がアユユの腰に細い腕を絡めてくる。

「男の声は邪魔だから、BD止めとくね……」アユユは彼女の身体が異常に熱しているのには気づいていた。

「あんな物より俺で楽しめよ……」アユユがディスクを止めると彼女が豊かとは言い難い胸を顔に押し付けてくる。

そのまま感じやすいところを攻めながらアユユは彼女を精一杯悦ばせようと、その未熟な身体を更に燃え上がらせて何度となく絶頂へと導いた。

翌朝アユユはシャワーを浴び、部屋を片付けるとディスクのケースの裏に印刷された住所をスマホのカメラで撮影した。

「お金ないなら父親から調達できるけど?」彼女がアユユを気遣う。

「いや、俺の同級生で命かカネかの二択を迫られてるのがいるからさぁ、まあ、カネのほうがマシだろうってことで、そいつにこの住所教えとく。そいつがビデオに出るか出ないかはそいつの決断次第だな」アユユがタイを首に巻きながら嘘をつく。

「黒服の世界も大変ね。いい男のビデオっだったら父親に買わせるわ」彼女が何事もなかったかのようにすべてを洗い流した後、学生服に身を包む。

(まあ、俺のガキの頃の荒れ方も酷かったから彼女の事を言う資格はないな……)アユユはただタイを結びながら自分の荒んだ少年時代を振り返った。

Gangbear's Light Novels

スピン・オフと言えば聞こえがいいが2次創作のラノベだからな!

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