INSURGENCY Companies of Rogues REDUX pt.64

一酸化炭素中毒にご注意下さいby天然無能@冷え症かも?

「さて、ハザード全部話していいぞ……」ワイズがハザードに言った。

「ああ、不完全燃焼の理由ですね。あれはまあ、変態プレイといえば確かにそうかもしれないですが未遂に終わってしまってからなんかイライラしてたんです」ハザードが苛立っていたことを証言する。

「なんでこうもイライラするのか理解できなかったんでつい毎晩激しいプレイで吹っ切りたいと思って相当遊んでました」ハザードが清々しく語っているが内容は相当エロい。

「でも何度堕ちてもイライラしてすぐにまた身体が欲してしまう。そこで変態中の変態イニエガさんまで呼ぶことに……」ハザードがイニエガまで呼ぶほど苛立っていた上に発情していたとは……

「そのイニエガさんでもイライラが止まらなかったけどやっとハミットさんで決着がつきました。そうしたらなぜかここにいたんですけど、なんかありました?」ハザードは全く搬送時の記憶がないらしい。

ワイズはこの時点でハザードを殴り倒したい気分で明らかに苛立っているどころか怒りを抑えている雰囲気だ。

「で、俺を不完全燃焼にさせた変態プレイだが、あの14人斬りの後のことだった。向こうのボスが俺の記憶、いや、俺を消そうとして変な生き物と俺を同部屋に閉じ込めた。変に熱くて湿気のある不愉快な部屋で身動きできず、その生き物が這いずってきた……」ハザードがここから語調が恐怖体験調になっている。

(この患者、あのおぞましい話を楽しんでいる……やっぱり狂気なのか?)担当医がゴクリと無糖紅茶を飲み込んだ。

「で、その床を這いずるクラゲみたいな生き物が俺の口にその触肢を突っ込んで来たがこっちは指しか動かせないからなすがまま、口を犯されるしかなかった。まあ、口だけで堕ちるほど俺も感じるわけじゃないけど少しは気持ちよかったかも……」ハザードがニコリとしているだけに担当医はピザチップスを口いっぱいに頬張った。

「まあ、お前ならそうだろうな……」イニエガが納得している。

「僕も同意見。ハザードを落とすにはホットスポット全部を攻略しなければ絶対に落ちない」ハミットが秘密を暴露する。

「落とせないと思ったらそれだったのか……」イニエガのプライドに傷がついた。

「ホットスポット全部知ってるの僕だけですから……」ハミットが自慢するがそういう問題ではない。

「まあ、ああいう壮絶な経歴ではまともなところはすでに攻略されているから多少鈍いかもな」ワイズまでもハザードに同情を示す。

「鈍いは余計だと言わせてもらう。ただ全部攻略されないと堕ちないというのは本当だ」ハザードが反論するがここまでくると変態選手権状態だ。

「俺以上の変態がいただけですごく幸せな気分になった」シャオリが涙を流して喜んでいる。

「で、メアド交換しない?変態仲間として……」シャオリがハザードにメアドを要求する。

「シャオリさんの変態程度によりますけど?」ハザードの魔性がここで見事な切り返しをみせる。

「メアドほしいから全部話す。俺は便秘フェティッシュだ!」シャオリがいきなり告白する。この類の変態ははじめての出現であった。

Gangbear's Light Novels

スピン・オフと言えば聞こえがいいが2次創作のラノベだからな!

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