INSURGENCY Companies of Rogues REDUX pt.80
契約交渉の疲れからかタヴァレス監督の運転する車が黒塗りの高級車に追突してしまう。全ての責任をかぶった三浦を見て、車の主、谷岡は「ファンなんですけどサインいただけますか!」と昔の代表ユニフォームを取り出した……by天然無能@谷岡がサッカークラスタだった話
極道の手下が手にはバタフライ・ナイフをちらつかせている。ソニックもつい仕事道具であるインフィニティー自動拳銃を抜いて銃弾を放っていた。
半端ない一撃が極道の手下の頭を吹き飛ばす。悲鳴とともに極道の手下は蜘蛛の子を散らすように逃げ去った。
「プライベートの殺しはマズい……」やらかした後で後悔しても無駄である。ソニックは慌てて車を走らせハザードのアパートメントへと向った。
途中でハザードが留守であることに気づいていたが合鍵がある。しばらくそこで暇を潰そう。ソニックは来たルートとは全く違うルートでハザードのアパートメントに逃げ込んだ。
だが、ソニックの車のナンバーはすでに地元警察に手配されていた。ソニックはイエローラント州警察に逮捕されてしまう。
警察署で事情聴取に応じるソニックであるが、一般人に商売道具を使って殺人というのは弁解の余地がない。
そんなソニックの身元引受人が現れた。テロ組織のボス「マッデス」という男だ。
裏がありそうな嫌な予感が走るがどうしても抱きたい男、スピードの身柄を捕らえているのもマッデスである以上この話に乗らない理由が見つからない。
こうしてソニックはマッデスの監察下に置かれた。
マッデスのアジトに連れて行かれたソニックは邪な理由からなんとかスピードと一晩をともにしようとあれこれ試みる。
スピードの部屋を見つけたソニックはスピードが飢えた目で自分を見つめているのが理解できた。
スピードはすでにマッデスの手によって肉欲依存症にかかっていた。任務成功のご褒美は肉欲を満たされることだ。
「誰か知らないけどこの俺の飢えた身体を慰めて欲しい……」スピードが艶っぽい目つきでソニックを誘う。
願ったりかなったりのソニックは促されるままスピード己の秘めた肉欲の全てを捧げた。
「俺の名前は兵士014号。元々の名前は忘れた。君の名前は?」心地よい疲労感と快楽の名残で虚ろな表情をしたスピードがソニックの名を尋ねる。
「俺の名は『ソニック』。訳あってボスにお世話になることに……」ソニックが話しかけたところでスピードが話を遮る。
「ソニック、俺のために危険を冒す覚悟はできている?俺はボスとしか関係を持つことが本来許されていない身分だ」スピードがソニックに警告する。
「願ったり叶ったりだ……」こうしてソニックと兵士014号ことスピードの恋愛は激しく炎上した。
「ご座席をお直しください」キャビン・アテンダントが熟睡していたワイズとハザードを起こす。
「着陸まであと10分です。現地にはすでに警察車両が待機しています。裏口で荷物を受け取って車両に移動してください」キャビン・アテンダントがワイズの耳元でささやく。
ワイズは妻子持ちだしハミットはハザード以外に興味なし。脈のない2人をみてキャビン・アテンダントが不満そうだった。
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